業務案内
品質管理 QC(QualityControl)
各種プラント施設の建設・保全や多様な構造物において、より良い品質を保持する為、要求される「品質標準」を定める。
検査結果を「品質標準」と比較し評価する。
「品質基準」と相違があれば対策を施す。
具体的には設計者の意図及び客先のニーズに合った製品が納入され、また、現場に据え付けられた支持構造物が所定の機能を満足することを目的として製品自体が決められた通りに製造されているかを、第3者の立場で確認しチェックする業務です。
電気事業法、発電用設備規格、設計・建設規格、維持規格、JIS規格など各分野の豊富な知識・技術・資格・経験に裏付けされた高い判断力が要求されます。
34歳 経験年数 5年8ヶ月(平成28年4月1日現在)プラント設備などでは、製品の製造を長期的または連続的に行うことが多い様です。 その実現には、製造装置が安定した性能を維持し、継続して生産を行うことが可能でなければなりません。 とてもやりがいのある業務です。 今後目指すものは?1、自主性 2、思いやり 3、協力 4、視野の広さ 5、感謝 6、影響力
複雑かつ規模の大きな仕事には多様な人間が関わっています。 一人の力で可能な仕事は限られています。 少しでも1~6を身に着けることを目指しています。 |
施工管理 EM(execution management)
プラント施設における建設・改造工事に関わる工事着工から竣工までの施工計画を作成し、実際の現場において工程管理・品質管理・安全管理等の様々な管理活動を行いながら、具体的な指示を出し、工事完了へと導く現場の責任者です。
非破壊検査 NDI(Non-Destructive Inspection)
非破壊検査とは?
非破壊検査とは検査対象物(材料、機器、建造物など)をキズつけたり、破壊させたりしないでそれらの性質、状態、内部状態、内部欠陥などを調べる検査です。
非破壊検査はプラント等の設備・施設のお医者さんと言えます。
たとえば妊婦の腹部に超音波装置をあてて胎児の様子を見ることがありますが、非破壊検査 では機械部品や溶接部に適用し、内部の状態を調べることができます。
また、レントゲンや体の内部を撮影して骨の状態を見ることがよくありますが、非破壊検査でも内部状態を調べるために撮影技術を行っております。
また、私達は病気やけがの早期発見のためや、定期健診などで病院に行くと思います。
非破壊検査でも性質、状態、内部状態、内部欠陥の早期発見や定期点検での経年変化を診断し、事故を未然に防ぐ役割を担っています。
超音波探傷試験 UT(Ultrasonic Testing)検査対象物に探触子を当て、超音波を伝え、反射音が返ってくるまでの時間から距離の数値解析を行い、対象物の内部状況を特定する検査方法です。 |
32歳 経験年数 8年2ヶ月(平成28年4月現在)まったく異なる業種から、この業界に入り8年が経ちました。 今後目指すものは?UT結果は検査員の手先ひとつで結果が大きく変化するものです。 |
浸透探傷試験 PT(PenetrationTesting)
・磁性、非磁性、金属、非金属に関係なく吸湿性のある材料以外に利用されもっとも有害とされる表面開口キズの検出能に優れている検査方法です。
・毛細管現象を利用し、実際の開口したキズよりも拡大した指示模様を形成させ、キズを検出する方法です。
・毛細管現象とは、液体の中に細かいガラス管を立てると、液体はガラス管内を上昇し、管内部の水面と下の水面との間に高さの差がでる現象の事です。
35歳 経験年数 6年9ヶ月(平成28年4月1日現在)浸透探傷試験は、非破壊検査の代表的な検査のひとつです。 金属あるいは非金属の表面にある微細な開口した欠陥を検出する検査です。 探傷剤を適用して、毛細管現象を利用し、欠陥の有無を検査します。 この資格を取得する際に、先輩社員に勉強などを教えてもらい、テキストを毎日読み、勉強していたことがありました。 業務が終わった後、家に帰ってから夜遅くまで勉強し、苦労して合格したことを今でも忘れることが出来ません。 今では後輩も多く、教える立場ではありますが、資格を取得していても、学ぶことは多くあります。
とても奥が深い検査なので、とてもやりがいがあります。
今後目指すものは?常に安定した良質な製品とサービスをお客様にお届けする為に、 より多くの経験を積み、正確な検査をおこなえるように、 技術の向上に精進していきます。 技術だけではなく、幅広い知識も多く学び、 エネニクスのメンバーと共に、一丸となって、 初心を忘れることなく、安全で良品な製品とサービスを 皆さまにお届けしたいです。
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磁粉探傷試験 MT(MagneticTesting)
鉄鋼など強磁性体を磁化させて、磁粉(蛍光磁粉・非蛍光磁粉)の付着を利用して目視では確認できない表面近傍に発生するキズを、検出するのに適した試験方法です。
磁化方法には、軸通電法・直角通電法・電流貫通法・コイル法・プロッド法・磁束貫通法・極間法・隣接電流法があり、これらの特徴を考慮して検査箇所の形状や予想されるキズの方向性などを磁化方法によって、使い分けられます。
放射線管理
管理区域という特別な管理が必要になる場所での管理業務です。 主には ・作業時の外部被ぱく・内部被ぱく管理に関する監視・指導 など作業者の安全を優先に考え作業環境を管理する業務です。 |
35歳 経験年数 7年(平成28年4月1日現在)目に見えない放射線の環境下で、作業に係るすべての人が安全に作業が行えるよう、管理を行います。 安全を優先した作業環境の設定はもちろんですが、環境に応じ、作業性及び被ばく低減を考えた装備の着用の指導や作業手順の管理を行います。
日々の安全作業の積み重ねで、ひとつの工事が無事に竣工したときの達成感が何物にも代えることが出来ません。
今後目指すものは?管理区域内の放射線管理のスペシャリストになることはもちろんですが、他の分野にも積極的にチャレンジしたいです。 プラントの設備保全にかかわる業務を行いたいので、現在は電検3種取得にむけて猛勉強中です! |
設計・解析
全ての構造物には、余寿命期間に予想される荷重や天災等により外力に対し、構造的に安全に設計しなければならない為、
●敷地・地盤や荷重・天災等による外力の条件を適切に評価する
●機能性・経済性を考慮し、耐震要素の配置・基礎構造を力学的合理性により設計方針を決定する
●荷重・外力に対応する応力・変形を求める構造解析を実施し、各構造物の安全性を確認する
●上記に基づき、施工する為の図面の作成する
と、いったプロセスを行う業務です。
構造物の全てに精通する業務である為、現場での作業は広範囲のものであり、各箇所の状況に応じた「正確な情報収集力と適切な対応策」を要求され、またそれらを図示化する為、製図・CADなどのスキルも要求されます。